映画『ローンサバイバー』を見ました。特殊部隊ネイビーシールズの話で、アフガニスタンの事件から生き延びた隊員の実話がもとになっています。
いやー感動しました。僕も、特殊部隊で訓練したことを、夢で見たことがあるので!笑
感情移入してしまいました。
話は変わりますが
私が東京で柔術を習っているときに
190センチくらいで牛のような体つきをしたアメリカの方が
出稽古に来られていました。
当時私が紫帯で、彼が青帯ということで
スパーリングさせて頂いきました。
私が下からガードで攻めて
出稽古のアメリカ人が上からパスガードを狙う展開になりました。
スパーリングは5分間で
僕は、手の内がわからない人には
最初の1分は様子を見るようにしています。
相手がどこをグリップして
どうプレッシャーをかけてくるのか
1分で確かめています。
彼は、とてもベースが強く岩のようで
彼のパスガードに対するカウンターを
狙っていてもなかなか崩れず
スパーリングが3分ほど経過したところで
突破口が見い出せずに
一か八かで接近戦を挑み
相手の懐に入りました。
そこからフックスイープを決めて
そのままの勢いでサイドポジションから
キムラロックを極めました。
その後も何度かスパーリングや一緒に練習する機会があって仲良くなりました。
彼の話では『私はネイビーシールズにいる。そこで格闘を指導している』とのこと
何でも短期の休暇が取れたので
日本に来たという話でした。
柔術の練習の後に、午後から講道館で柔道をやるということでした。
柔術を4時間練習して、柔道を4時間の休暇を使って、毎日8時間練習するなんて
ドラゴンボールの世界のようでした!笑
ものすごい体力と精神力の持ち主でしたので、アスリートとして、過去に、ものすごい経歴を持っているんじゃないかと思い。。
『ネイビーシールズに入る前は何していたの?』と聞きました。
彼は『俺はゲームオタクだったよ。』と
『朝から晩までゲームをしていたよ。でも9.11があって変わろうと思って、シールズに入った。』
オタクってすごいんですね😂
結局彼とはそれ以来あってないけれど
一年後に
彼の所属道場のインスタグラムで
紫帯になっていました。
最近は、見ないので
仕事があるのか、柔術をやめたかは
わからないけど
今も元気にしているといいなと思います。